japantour2012

日本公演レポート 6月30日 両国国技館




カイリ・セインがNXT入団を発表
開会前に場内スクリーンに宝城カイリが姿を見せてファンを驚かせた。セイン・カイリとリングネームを変えてNXTに入団することが決まったことを明らかにしたカイリは「メイ・ヤング・クラシックを銘打たれた女子トーナメント戦に出場します!」と告げて日本のファンを喜ばせた。



【第1試合】
◯クリス・ジェリコ
●ヒデオ・イタミ
(11分10秒、ウォールズ・オブ・ジェリコ)
第1試合ではアジア遠征で復帰を果たしたクリス・ジェリコがヒデオ・イタミと対戦。試合が始まるとリストロックで先制したジェリコがコーナー上に寝そべって余裕を見せると、ジェリコを投げ倒して顔面を踏みつけて反撃したヒデオもコーナー上で寝そべってアピール。その後は得意の打撃で決定打を狙うヒデオをキャリア豊富なジェリコが封じながら得意技のライオンサルト、コードブリーカーで畳みかけて押さえ込むもヒデオはニア・フォールで回避。さらにコーナー中段から攻撃を狙おうとしたジェリコをハイキックで叩き落としたヒデオがついにGTSを狙うも、これを読んでかわしたジェリコがウォールズ・オブ・ジェリコに持ち込んでタップ勝ち。試合後「アイシテマス、ニホン」と切り出して、この試合が日本遠征50戦目を数えたことを明らかにしたジェリコは「ヒデオと闘えたことを光栄に思う」と告げて会場を沸かせた。


ヒデオのGTS炸裂か?

封じたジェリコがヒデオ壁を建立して勝利



【第2試合】
◯タイタス・オニール
●ボー・ダラス
(1分21秒、エビ固め)
第2試合は「タイタス・ブランド」売り込み中のタイタス・オニール対ボー・ダラス戦。試合開始前に奇襲を敢行したダラスが有利になったと思われるも、試合開始のゴングが鳴ると怒ったオニールはロープワークから強烈なタックルでダウンを奪うと得意技のクラッシュ・オブ・タイタスで撃沈したダラスを押さえてピンフォール勝ち。


国技館でクラッシュ・オブ・タイタスが炸裂!



【第3試合:トリプルスレット形式クルーザー級王座戦】
◯ネヴィル
●オースチン・エイリース
●戸澤陽
(9分53秒、片エビ固め)
第3試合は戸澤陽とオースチン・エイリースが王者ネヴィルに挑んだトリプルスレット形式クルーザー級王座戦。試合が始まると、共闘体制を強いてネヴィルをリング外へ叩き出した戸澤とエイリースが1対1の攻防を展開。その後エイリースが主導権を奪うもネヴィルが戻って文字通り三つ巴の攻防が展開。やがて戸澤を捕らえたエイリースがラスト・チャンスリーに持ち込むも、これをカットして戸澤を蹴落としたネヴィルはコーナーに上がったエイリースの攻撃を阻止してスーパープレックスを狙った。すると立ち直った戸澤がネヴィルの下に潜り込んで2人まとめて抱え投げてエイリースをカバー。これを返したエイリースはリングサイドへ叩き出したネヴィルにダイブ攻撃を敢行するも、続いで戸澤がダイブ。リングにエイリースを戻した戸澤がコーナー最上段からセントーンを叩き込んでカバーを狙うも、リングに戻って戸澤をリング外へ放り出したネヴィルがエイリースを押さえて王座を守った。


好敵手2人を退けたネヴィルが王座を防衛

惜敗ながら大健闘の戸澤に拍手



【第4試合:RAWタッグ王座戦】
◯RAWタッグ王者組セザーロ&シェイマス
●ヒース・スレーター&ライノ
(9分9秒、片エビ固め)
第4試合は元SD王者ヒース・スレーター&ライノがRAWタッグ王者組セザーロ&シェイマスに挑んだタッグ王座戦。試合はセザーロ対スレーターでスタート。スレーターを分断して攻勢した王者組に、これを脱したスレーターから交代したライノが猛反撃。強打で対抗するシェイマスに四股踏みから繰り出したタックルでダウンを奪ったライノはゴアを狙った。ところがリングサイドからセザーロが足を掴んで妨害。ライノがセザーロを蹴散らすも、すかさずブローグキックを炸裂したシェイマスが勝利を収めて王座を防衛した。
試合後に入場したエンツォ・アモーレ&ビッグ・キャスに場内が大きく沸くも、キャスがいきなりアモーレを襲撃。場内が悲鳴とどよめきに包まれる中でリングに押し込んだアモーレを叩きのめしたキャスはパートナーを置き去りにして退場。やっとのことで立ち上がったアモーレは怒りをあらにするも、突然の仲間割れに日本のファンは動揺するしかなかった。


ゴアを封じてブローグ!



【第5試合】
◯ディーン・アンブローズ&セス・ロリンズ
●IC王者ミズ(w/マリース)&サモア・ジョー
(18分3秒、片エビ固め)
第5試合はマリースを伴ったIC王者ミズがライバルのアンブローズを相手にサモア・ジョーを迎えて臨んだタッグ戦。アンブローズのパートナーはかつてシールドで兄弟と呼び合ったセス・ロリンズだ。試合前からアンブローズを挑発するミズに「じゃあ行けよ」とジョーが先鋒に推すも、開始のゴングが鳴った途端にミズはジョーに先鋒を委ねる始末。ジャブの連打で主導権を奪ったジョーがミズに交代すると、ミズはエプロンに上がってけん制に出るマリースのアシストをもらって攻勢。すると見逃さなかったレフェリーはマリースに退場処分を発動。その後はロリンズが援護を狙うジョーをダイブ攻撃で抑えると、スカルクラッシング・フィナーレを狙うミズを封じたアンブローズがダーティ・ディーズで撃沈。タッグ戦でIC王者を押さえたアンブローズとロリンズが勝利を収めた。


かつての「兄弟」と組んで絶好調のロリンズ

夫婦で攻め入る卑劣なミズを撃退!



【第6試合:女子6人タッグ戦】
◯アスカ、ベイリー&サーシャ・バンクス
●ナイア・ジャックス、エマ&RAW女子王者アレクサ・ブリス
(11分37秒、アスカロック)
第6試合はナイア・ジャックスとエマを率いたRAW女子王者アレクサ・ブリスのチームとNXT女子王者として日本に凱旋したアスカがベイリーとサーシャ・バンクスを迎えた豪華女子6人タッグ戦。試合はアレクサ対アスカでスタート。いきなりヒールキックで切り込んだアスカ、ベイリー、サーシャは次々とスティンク・フェイスで先制。ならばとアレクサ組はサーシャに照準を定めて分断攻勢を展開。粘り強く応戦して脱したサーシャは味方コーナーに戻ってアスカと交代。同時に交代したエマがアスカを押さえ込もうと狙うと、これをかわしてエマを捕らえたアスカはアスカロックに持ち込んでタップ勝ちを収めて無敗王者の貫禄を見せつけた。


凱旋のアスカがRAW女子王者組を圧倒



【第7試合】
◯フィン・ベイラー
●カール・アンダーソン(W/ルーク・ギャローズ)
(14分0秒、片エビ固め)
第7試合はルーク・ギャローズをセコンドに付けたカール・アンダーソンがフィン・ベイラーとかつて苦楽を共にした日本を舞台に対決するシングル戦が実現。試合が始まると、2人はまさに相手の手の内を知り尽くしたかのような一進一退のシーソー戦を展開。やがてベイラーが好機をつかむも、レフェリーの死角を突いてギャローズがアシスト。すかさずアンダーソンは得意のネックブリーカー攻勢で畳みかけて勝ちを狙った。事実上2対1の闘いを強いられたベイラーは起死回生のクローズラインでアンダーソンをリング外へ叩き落とすと、トップロープを飛び越えるダイブで2人をなぎ倒す反撃。リングに戻したアンダーソンをランニング・ドロップキックでコーナーに叩き込んだベイラーがコーナー最上段から叩き込むクーデグラを叩き込んで因縁の日本決戦を制した。


因縁の両国対決はベイラーに軍配



【第8試合:メイン戦】
◯ロマン・レインズ
●ブレイ・ワイアット
(14分11秒、片エビ固め)
メイン戦はロマン・レインズ対ブレイ・ワイアット戦。試合が始まると、2人はスーパーヘビー級ならではの強打の応酬で攻防を展開。強烈なアッパーを叩き込むレインズに押されたワイアットはリングを下りて挑発。これに乗ったレインズを鉄階段にたたきつける反撃。その後リングにレインズを戻したワイアットが畳みかけに出るも、レインズは得意の激烈なクローズラインでワイアットの決定打を封じ込むとコーナー上に追い詰めたワイアットをサモアンドロップで沈めてカバー。これをニア・フォールで返したワイアットも強打で巻き返すと豪快な裏投げで沈めたレインズをカバー。かろうじて返すも立てないレインズに勝機を見たワイアットがシスター・アビゲイルを狙うも、素早くかわしたレインズがスーパーマンパンチを叩き込んでカバー。これを返したワイアットは動揺したレインズに再びシスター・アビゲイルを狙うも、封じたレインズがロープワークから繰り出したとどめのスピアーでワイアットを撃沈。WWEならではのスーパーヘビー級対決を制したレインズが勝ち誇る中で初日が終了した。


初日のメインはスーパーヘビー級対決

闇の住人を制したレインズが東京をロマン帝国に!